NPO法人 Japan Treehouse Network
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ACTIVITY / 2009/12/20 /

ツリーハウスビルダー養成講座(6)リポート

いよいよ最終回となりました。7月から始まった講座も、後にも先にも今回が最後の2日間です。全員が無事に第一期生として卒業できるのでしょうか。

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「ツリーハウスビルダー養成講座」最終回リポート

【12月5日(土)】

ツリーハウスの制作活動が出来るのは1日目の午後半日だけのということで、時間は限られています。目標は第一デッキの完成と第二デッキのGLとビーム・根太の施工です。少なくとも第一デッキの手摺は完成させたいところです。今回はほぼ全員の20人ほどが集まり3チームに分かれました。手摺チーム、GLチーム、根太加工チーム。それぞれ手際よく開始し、みな気合充分です。

ところがその気合とは裏腹に3時ごろから雨が降り出しました。でも誰も手を止めようとしません。各自それぞれ用意した雨具を身にまとい、作業は続けられました。それでも無常にも雨は激しさを増し、作業を中断せざるを得ない状況になりました。仕方なくいったん休憩ということになりました。雨はまるで今回が最後になるかもしれないと泣いているかのようです。

このまま中途半端な状態で終了してしまうのではないか。。。 制作もここまでか。。。 そんな重い空気に包まれ、大粒の涙が私たちとデッキを濡らしていました。話し合いの結果、今日の作業はここまでとし、明日の早朝に続きをする時間をとることになりました。天気予報では明日は朝から晴れるはず。ここは天気を信じることにしました。

仕上げるまで帰らないぞ、という熱気に包まれながら みんな必至に作業を始めました 最後までアイデアも実現したい
雨が大降りになっても手を止めない さすがに危険性が高くなってきたので敢えなく終了

雨で濡れた体を温泉でゆっくり温めた後、打ち上げを兼ねた夕食となりました。料理は[みんみん]特性の「ちらし寿司」に「肉じゃが」「チキンのソテー」「卵のふんわり味噌汁」と、これまでになく気合が入っていました。とーっても美味しかったです。

食後には、今回製作中のツリーハウスの今後についての話し合いもしました。養成講座としては終了しますが、引き続き第2デッキ、そしてハウスの制作まで継続したいという全員の熱い意思を確認しました。さなえさんが描いてくれた「第1期生寄せ書きフラッグ」も結構巨大で、みんな想い想いに書き込んでいました。つい先日放送されたソロモン流「ツリーハウスの賢人」の映像を観たり、石田さんのギター弾き語りを聴いたりしながら最後の夜は過ぎてゆきました。もう雨もやみ明日は朝から作業ができそうです。

第1期生の寄せ書きフラッグ作成中 ライブも始まり、最後の夜を楽しみました

【12月6日(日)】

まだ東の空が白みかける前の5時ごろから作業は始まりました。第一デッキの完成という目標を達成へ向けて、みんなの固い意志と熱意とで一致団結し、一気に完成へ向いました。全員が仲間として一つになった瞬間一つの目的に向って最高のチームワークがそこにはありました。第一デッキ遂に完成です!

早朝の気温は5度前後でした 少しずつ明るくなってくる頃には全員現場に 素晴らしい日の出が海から昇って
みんなの気持ちを盛り立てます 最後のツメ、手すりがもうじき仕上がります 今回は第2デッキの構造まで、あと少し!
今回の目標まではなんとか到達! ひとまず、おつかれさまでしたー

午後は早稲田大学教授で建築家の石山先生による講義がありました。建築家から見たツリーハウスの魅力、日本の文化としての可能性などについて先生の考えを語っていただきました。設計図により全て科学的に計算できる建築に対して、ツリーハウスの魅力は計算の不可能なその適当さにあること。だから既成概念にとらわれない「自由」がそこにはあること。ただ、今は未だ日本に文化として確立していません。先生は日本の古き文化である”茶室”のような日本独自の文化になるようにしてほしいとおっしゃいました。何年後か何十年後かはわかりませんが、ツリーハウスを日本文化として確立するのは私たちなんだ、私たちはそんな時代を動かす担い手なんだと激励を受けました。

最後のレクチャーは建築的視点と文化 石山修武さん的目線に遊びゴコロを感じる

石山先生の講義のあと、これまで講師をして頂いた樹木医の猪野さんや大工の柳田さんからも激励のコメントをいただきました。猪野さんからは、”樹が主役であり樹は生きている”、”樹はどんな老木でも成長している”ことを再認識してほしいとお話しがありました。第1回目の講座のことを思い出し基本に立ち返ることができました。

そして、いよいよ修了式へ。こばさんから ひとりひとり手渡しで修了証書(認定書)を頂きました。出席率8割りが基準ということで、みごと14名が修了となりました。 修了とならなかった6名は保留扱いとなりました。 来年の第2回養成講座で不足日数分を補講として出席した時点で修了となるそうです。 保留となった人も修了証書を手にした人も、全員が記念すべき第一期生であることは変わりません。 私たち20名の仲間の「結びつき」は一生の宝物です。 最高の仲間とめぐりあえてよかった 。この6ヶ月間ほんとうに楽しかった。そしてツリーハウスの魅力を体感でき、ツリーハウスの様々な側面を知ることができました。こばさんをはじめスタッフの皆さん、ほんとうにありがとうございました。

講師陣からみんなにはなむけの言葉を みんなの今の率直な気持ちを共有する 半年間おいしいご飯をつくってくれたmin2とサポートスタッフ、ありがとう!
みんな優しい表情、仲間と過ごしたかけがえのない時間の後 無事、修了証を受け取りました

そして今日卒業はするけど、終わりではなくこれからがスタートです。 それぞれが一人のツリーハウスビルダーとして巣立つのですね。 旅立つ先は全国津々浦々です。 北は北海道、南は熊本までそれぞれの思いを胸に旅立ちます。 どうぞこれからの活躍に期待してください。

みなさん、おめでとうございます!

<追伸>

今回の養成講座では、無事、第一デッキまで完成しましたが、ツリーハウスとしては未完成です。 そのため、卒業生全員の総意により、引き続き最終完成まで制作を続けることになりました。 このツリーハウスは、小児福祉の団体によって病を患った子供たちに自然を感じてもらい、心も身体も癒されるような作品として利用してもらえる予定です。 この講座の場所を提供してくださったオーナー、小児福祉団体の方々、ありがとうございました。

第一期生 かつた

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■講師
石山修武(建築家)
小林崇(ツリーハウスクリエーター)

■ゲスト
猪野 年郎(樹木医)
柳田 久光、佐々木康二(大工、柳田工務店)
深沢 賢史(葉守、アーボリスト)

■ビルダー養成講座 参加者 20名
田淵 航、荒谷 正、石田 恵一、高橋 聡、大嶋 俊壽、横山 誠、勝田 靖典、滝 浩司、卯月 正見、堀 桂一、瀧澤 昌宏、矢部 剛史、三尋木 崇、川崎 聡子、棚橋 早苗、弓山 桃子、竹上 大史、稲葉 康太、上野 絢子、竹川 陽一

■JTN サポートスタッフ
島 ゆうこ、菅 和也、KOB

■JTN スタッフ
竹内 ゆういち、穴見 淳也、三輪 努

本講座の詳細はコチラ↓
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