NPO法人 Japan Treehouse Network
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ACTIVITY / 2010/08/29 /

2010 ビルダー養成講座 (4) リポート

4回目のビルダー講座も夏本番。今回はGLの続きと、実際に制作するツリーハウスのデザインを決めます。今回もワクワクするようなレポートが届きましたよ~!

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【6月19日(土)】

6月中旬。天気予報は雨でしたが、大磯の空はくもり!蒸した気候が夏の始まりを感じさせます。
そんな中、朝から前回木工の講義にでれなかった受講生が自主的に補習で椅子の制作をしていました。
たかが椅子、されど椅子。椅子作りを通して、ツリーハウス制作で使う電動器具の基本的な使い方、木工の基礎を学ぶことができます。

丸ノコやグラインダーの電気工具の音が響く中、一期生のツリーハウスにおじゃまして昼食をいただきました。遠くに海をみながら食べるごはんは格別です。

二期生のツリーハウスからみる景色はどんなだろう、とわくわくしながら、今回も講座がスタートです!
今回もまず、2チームに分かれます。本日A班は講義、B班はツリーハウス制作、明日は交替です。私はB班でした。

ツリーチームはまず、角材を運ぶところから始まりました。6mある角材は想像以上に重く、皆で協力して搬入しました。
この角材はビームの上の根太になります。ここからはチーム内ででさらに作業を分担して進みます。
ホストツリーにGLを打つGL隊と、角材を加工する加工隊に分かれます。
加工隊の私たちはグラインダー(電動ヤスリ)で面とりをし、防腐剤を塗って乾かします。
防腐剤はハニーメープルとマーロンという防腐剤二種類と水を1:1:1の割合で足してつくります。色も自然な色で見た目もきれいに仕上がっていきます。

防腐剤が乾いたら、木材は形を加工して、二本のビームに組んでいきます。今回は一階のビーム上に四本の根太を乗せ、デッキの土台を作成するようです。

根太を組み、デッキの土台を制作中、水平が少し甘かったためか?ビームと、根太との間に約1センチの差ができてしまいました。

ホリさんとタケさんが調節を指示してくれながらの作業でしたが、結局微妙な調整は翌日に持ち越し。A班にたくします。

あっという間にお風呂と夕食の時間です。

汗だくで作業したので、お風呂とご飯が一層幸せでした。そして、夜はまちにまった前回の宿題、ツリーハウスデザインの発表会です。
デザインには受講生達の個性やキャラクターが現れていて、プレゼンはすごく盛り上がりました!ツールは自由だったので、表現方法は様々。模型、グラフィック、水彩画、模造紙、パワポ、、などなど。。いずれもクオリティーが高いんです。
デザインは子どもたちのホスピスということで、安全性や利便性に配慮しつつ、遊び心をくすぐるデザインばかりでした。鳥や蜂の巣、さなぎ等、自然をモチーフにしている人も多かったです。

発表後、講師の先生やコバさんから講評をいただきました。
コバさんからは、「初心にかえれた。技術的な面は別にして、こんなものがあったら面白い、こうしたらどうか?という好奇心は一番大切にして欲しい。いいデザインは買います!笑」と。笑

実際にはどんなツリーハウスデザインになるのでしょうか。楽しみです!

堀先生の講義中。みんな真剣です thbs4-1-2 思い思いのツリーハウスを発表
そして、その夜はサッカーワールドカップ日本VSオランダをテレビがない大磯の古民家で、二台のワンセグに集まって観戦しました!いい想い出です!
その後も、自然とビルダー達が集まって、思い思いのナイトセッションがくりひろげられました。

【6月20日(日)】

おいしい朝ご飯をみんなで食べ、皿洗いじゃんけん!
やたら敗者に優しいのはみんなある程度負けているからでしょうか。

本日B班は講義の一日です。

午前中は堀 大才 先生による「枝と幹の構造と剪定の理論」。
堀先生は樹の叉の断面をたくさん持ってきてくれていて、実際手にとりながら講義が進みます。
ツリークライミングではロープをかけ、トップアンカーになる樹の叉。枝に元気がない時は、叉にくびれが生じるそうです。樹木は絶えず枝を脱落させながら成長していくのですが、防御壁をつくり細菌が浸食してこないようになっているのです。その防御壁も実際に手にとって見ることができました。

自然に不要なものは朽ちていきますが、人の手を加えて樹木を剪定する時は、正しい場所を剪定しても細菌が浸食することがあり、注意が必要とのことでした。

午後は野口理佐子先生による「樹木をめぐる生態系学」です。

自称、究極の素人とおっしゃる野口さん。とてもわかりやすい講義が進みます。
野口先生がしてくれた地球カレンダーの話、地球誕生から今までを一年に例えるなら、人間が誕生したのは12/31大晦日の23時59分58秒になるそうです。だった2秒で人間は生態系を破壊しているのです。自然界にゴミはない、という言葉も響きました。
循環型で持続可能な生活スタイルは里山の暮らしを活用した日本伝統の生活であり、自然と人との共生には理想的だったようです。
人と自然の関わり、そこにツリーハウスがどう関わるのか。受講生ひとりひとりが「なぜツリーハウスを立てたいの?」という問の答えをもう一度考える機会になりました。
CWニコルさんの アファンの森財団理事でもある野口さん。受講生の申し出で、多様な生物が共存するアファンの森に今度お邪魔できることも決定しました!(普段は自然に負担を与えないように会員制だそうです。)

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今回もとても充実した二日間でした。
受講生のチームワークも深まり役割分担ができています。ツリーハウス制作も完成目指してがんばりましょう!

次回は夏本番!
たのしみです!

まいこ

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■講師
小林崇(ツリーハウスクリエーター)
堀 桂一(ツリーハウスビルダー)
堀 大才 (NPO法人 樹木生態研究会 代表理事
東京農業大学 短期大学部 非常勤講師)
野口理佐子 (人と自然の研究所 主宰)

■ビルダー養成講座 参加者 17名
川越 錬、浅田 麻衣子、金子 愛、遠藤 浩史、後藤 成、徳島 泰、佐藤 篤、江刺 香織、後藤哲也、白砂 賢一、永田 邦彦、松下 泰平、奥村 一繁、加藤 正芳、林田 歩太郎、山中 悟、小森 裕典

■JTN サポートスタッフ
瀧澤 昌宏、KOB、稲葉 康太

■JTN スタッフ
竹内 ゆういち、穴見 淳也、三輪 努

本講座(2010の募集要項)の詳細はコチラ↓
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